クロス取引で株主優待をゲットする方法!リスクはほぼゼロ!

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「株主優待をクロス取引でゲットしたい」という方への記事です^^

買い注文と売り注文を同時に出せば、株価変動のリスクゼロで株主優待をゲットできます!

この取引を「クロス取引」や「つなぎ取引」といいます。

株取引初めての方がクロス取引で株主優待をゲットする方法を解説します^^

株主優待とは

株主優待とは・・・
株式会社が「一定数以上の自社の株券」「権利確定日に保有」していた株主に与える優待制度

 

株主優待は企業から株主へのプレゼントです^^

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「一定数以上の自社の株券」はほとんどの企業は100株以上としています。

「権利確定日」は企業によって違いますが、1年のうち3月が一番多くなっています。

例:オリックス(8591)

権利確定日(3月末・9月末)に100株以上保有で、株主カード5,000円相当のカタログギフトがもらえます。
仮に株価が1,300円の場合、1,300円×100株=13万円の資金が必要です。
権利確定日の翌日(権利落ち日)には株を売っても大丈夫です。

 

TOMO
TOMO

魅力的な優待で、毎年いただいています^^

 

クロス取引とは

「クロス取引」とは、株の「買い」と「売り」を、同じタイミングで同じ株数を発注する方法です!

株が値下がりした場合、「買い」の方は損失が増えますが、「売り」の方は利益が増えます。

最後に利益と損失が相殺するので、株の値動きによるリスクがなくせるのです^^

 

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持っていない株を売ることを「空売り」と言います。

「証券会社から株を借りて売る→買い戻して証券会社に株を返す」という流れです。

売買手数料とは別に、株を借りるための「貸株料」が発生します。

 

貸株料の例
株価1,500円の銘柄100株5日間借りる場合(貸株料は楽天証券の年利1.1%
1,500円×100株×1.1%×(5/365)日=22円

 

証券会社から株を借りるので、無制限に空売りできるわけではありません。

証券会社が持っている「在庫」の分だけ、クロス取引ができると考えてください^^

クロス取引のコストは後程解説します^^

 

TOMO
TOMO

難しいですよね・・^^;

やっていくうちに何となく分かっていくと思います!

 

 

クロス取引の流れ

 

1 証券口座の信用取引口座を開設する
2 株主優待の銘柄を探す

3 株主優待の権利確定日前にクロス取引を行う
4 権利落ち日に買いと売りを相殺する
1 信用取引口座を開設する

クロス取引には、証券会社の「信用取引口座」が必要です。

信用取引口座は、通常の証券口座の開設後に開設します。

 

信用取引口座では預け金以上の取引が可能になるため、証券口座より厳しい審査となります。

資産高、年収、取引経験等が審査基準となります。

私はありませんでしたが、電話での審査もあるみたいです・・。

嘘はよくありませが、きちんと回答してスムーズに開設できるとよいですね^^

 

楽天証券SBI証券SMBC日興証券は取り扱いが多いのでは開設必須です!

SMBC日興証券は比較的信用口座の審査が厳しいと思います。

2 株主優待の銘柄を探す

株主優待の銘柄は月々で変わるので、楽天証券などで探してみましょう!

ツイッターでクロス取引をしている人をフォローしておくのもいいと思います。

お得な銘柄や動き出すタイミングが分かってきます^^

早いと権利確定日の2か月前からクロス取引をしている人もいます!

 

TOMO
TOMO

ツイッターでは自分の知らないお得な銘柄が見つかることもよくあります^^

 

優待の在庫数の確認や手数料はこちらのサイトを使わせていただいています。

各証券会社の在庫や手数料など、必要な情報が網羅されています!

めちゃくちゃありがたいサイトです^^

ただし、コストやリスクは最後はきちんと自分で把握してください

 

 

3 権利確定日前にクロス取引を行う

いつ、どの証券会社でクロス取引を行うかを決めます。

それぞれ特徴や注意点があるので、証券会社ごとの仕組みを知っておくことが必要です。

各証券会社の取引方法の説明は別ページで記事にする予定です!

 

TOMO
TOMO

それぞれの証券会社で取引画面が違いますが、慣れると簡単ですよ^^

 

「空売り」には「一般信用取引」と「制度信用取引」の2種類がありますが、必ず「一般信用取引」で注文しましょう!

「制度信用取引」は在庫がなくても空売りできる反面、逆日歩という手数料を高く取られる可能性があります!!

もともとリスクがなくすためのクロス取引なので、余計なリスクは負わない方がよいでしょう^^;

 

空売りの注文後、現物で買いの発注を行います。

発注は売り買い「成行注文」として、市場が開いていない時間帯に行いましょう。

平日の9時~11時30分、12時30分~15時の以外の発注です^^

次の取引再開と同時に、同じ値段で売りと買い両方が成立します!

 

4 権利落ち日に現渡処理(=買いと売りを相殺する)

最後に、権利落ち日=権利確定日の翌日に売りと買いを相殺します。

持っている株で空売り分を返済するイメージです^^

これを「現渡し」「品渡し」と呼びます。どちらも同じ意味です!

 

TOMO
TOMO

他にも「現引き」や「返済買い」などがあってややこしいです^^;

いつも権利確定日の夜に現渡し注文をしています!

 

 

注意点

全くリスクはないかというとそうではありません。

避けられるリスクと避けがたいリスクの2点があります!

 

クロス取引のリスク
・ミスによるリスク
・優待制度改悪によるリスク

 

ミスによるリスク

これは避けられるリスクなので、慎重に管理・手続きしましょう!

 

ミスの例
発注数のミス 売りと買いで異なる株数を発注してしまう。100株を超える以上の優待では注意です!
制度取引で注文 逆日歩が発生する可能性があります!
現渡しを忘れる 貸株料が不要に発生します!
優待月を間違える 絶望です^^;

 

TOMO
TOMO

「こんなミスするわけない」と思われるかもしれませんが、それでもやはりたまにやってしまいます^^;

 

優待制度改悪によるリスク

これは避けがたいリスクです。企業側が優待制度を変更してしまうというものです。

優待は企業の利益から出されているので、当然業績が悪化すると優待内容も改悪する可能性があります

もしクロス取引後に優待廃止になったら、速攻で現渡ししてコストを最小限に抑えましょう^^

 

制度改悪ではありませんが、2020年の株主優待ではコロナウイルスの影響で株主総会が開けなくなり、株主優待がもらえないのではないかと騒がれました。

結果、来場自粛を促して何とか総会を開催した企業が多かったようです。

コロナウイルスが収束するまでこの問題は尾を引きそうです。

 

TOMO
TOMO

最後まで読んでいただきありがとうございます^^

もう少し細かい手続き方法も記事にしてく予定です!

 

 

 

 

 

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